自分で白髪染めをするのに扱いにくいロングヘアーは、染める前のちょっとした準備が必要です。
髪全体を上手に染めていく為には、まず髪を中央から分け、それぞれの耳の上側と横側、そして襟足の5つに分けて白髪染めが塗りやすい状態にしておきましょう。
そして染まりにくい、襟足→頭の後ろ(後頭部)→サイド→トップ→前髪→根元、の順番に塗り残しが無いように染めていくと色ムラがなく、髪全体をきれいに染めることが出来ます。 髪全体を染める際には、液状タイプや泡タイプが髪に馴染みやすいのでおすすめです。
空気に触れている部分の多い方がより発色がよくなるので、いつものヘアスタイルや分け目にすると根元までしっかり染めあげることができます。また、放置時間の間に、クシなどで髪をとかすようにして空気を髪の内部や全体に入れるとさらに発色がよくなります。
しかし、あまりクシを通しすぎると髪に負担がかかるので2回までにしておきましょう。
髪質で放置時間を調整する
太くて硬い髪質の方は、放置時間を説明書に書かれているより10分ほど長くして下さい。それ以上は髪を痛めるので注意しましょう。
髪の染まり具合はカラーリングを行う場所の温度で変わってきます。寒い場所では染まりにくいので20℃以上の暖かい場所が理想です。
細くてやわらかい髪質の方や傷んだ髪の方は、放置時間を説明書に記載されているより5分ほど短くすることをおすすめします。