市販されている白髪染めはメーカーが豊富で、それぞれ形状や特徴に違いがあります。ただ黒く染める白髪染めではなくカラーバリエーションも豊富になり、自分に似合う色選びに悩む方が多いです。
カラー診断などを利用して色選びができるようになっているメーカーもありますが、実際に使ってみて「白髪が思うように染まらなかった」、「髪全体が真っ黒になってしまった」など感想には個人差があります。
では、自分に似合う白髪染めの色選びはなにを基準に選ぶとよいのでしょうか?
自分に似合う白髪染めの色を選ぶポイント
まず、自分の髪についてよく理解することが大切です。
白髪染めの使用量についての目安となるショート、セミロング、ロングなどの髪の長さ以外にも、白髪の量が多い、少ない、髪の質がかたい、やわらかい、髪の量が多い、少ないなど、自分の髪がどのような状態かによって、白髪染めの色の選び方が変わってきます。
また、「おしゃれな仕上がりを目指したい」、「仕事上明るすぎる髪色はNG」など、どのように染めたいかなどを含めて検討する必要があります。
市販の白髪染めは黒系の物の方が白髪自体をしっかり染めるイメージですが、髪の毛全体が黒く染りすぎると重たい印象になってしまいます。本来、人の髪はダークブラウンなので、いかにも白髪を染めてますといような真っ黒な髪はとても不自然になります。
ブラウン系は職場や周りの目を気にすることなく過ごせる無難な色で、オレンジ系や黄色系は明るくなりすぎてしまい、赤系は黒髪も一緒に落ち着いた色になりすぎるようです。
白髪が多い | 白髪で全体が明るくなっているため希望の色よりワントーン落とすのがコツ |
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白髪が少ない | 黒髪が多いほど暗い仕上がりになるので希望よりワントーン明るい色で染めるのがコツ |
髪質がかたい | 染まりにくいのでほんの少し長めに時間をおくほうが良い |
髪質がやわらかい | 染まりやすいので説明書どうりに試す方が良い |
髪の量が多い | 染まりにくいのでほんの少し長めに時間をおくほうが良い |
髪の量が少ない | 染まりやすいので説明書どうりに試す方が良い |
色々と試してみるのが一番良い方法ですが、何度も白髪染めをする場合はなるべく髪や地肌にやさしい商品をお使い下さい。
好みの色にするコツ
ヘアカラーは明るい色を暗くすることはできますが、逆に一度暗く染めてしまうと、すぐに明るくするのは難しいため、色選びに迷ったときは明るめを選びましょう。
一度暗めの色に染めてしまうと、少しずつ明るくしていく方法しかないため時間がかかります。そして、次に染めるときに少しずつ明るくしていくことでムラを防ぐことができます。
白髪染めを選ぶときに気を付けたいこと
白髪染めをすると、どうしても髪や地肌に負担がかかります。そのため、せっかく白髪を染めても髪にパサツキやゴワつきがでます。
髪のダメージは見た目年齢を上げ、日頃の苦労がにじみ出る残念な印象になります。
ただ白髪を染めるだけではなく、若々しいく美しい髪を目指すにはハリ・ツヤ・コシが必要です。白髪染めを選ぶときは、髪や地肌にやさしい成分の配合されたトリートメント効果のあるものを選びましょう。
⇒白髪染めを落とさない工夫やコツについて