白髪染めとはいえ、ただ白髪が黒く染まればいいというのは昔の話。
髪型だけでなく髪色を楽しむ現代では、白髪染めも華やかで明るい髪色に染まるものが求められています。
実際、各白髪染めメーカーもまるでおしゃれ染めを楽しむかのようにカラーバリエーションが充実していますよね。
白髪染めだって明るい髪色に染めたい!
素敵な髪色を楽しみたい!
そう思っている女性は多いはず。
ですが、ちゃんと白髪は染まるの?
すぐに白髪が浮いてしまいそう・・・
という不安があるのが正直なところ。
白髪を明るい髪色に染めると、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
明るく染まる白髪染めのメリットとデメリット
そもそも、白髪って明るい色に染めるのが難しいのをご存知ですか?
白髪は髪色の中でも1番明るい色。そのため周りの髪色と比べてすでに明暗の差がはっきりとあるので、明るい髪色に染めようとすると白髪に十分な色がつかず難しいとされています。
美容院では白髪と黒髪とにそれぞれ使うカラー剤を使い分けて髪全体の髪色をキレイに均一に仕上げてくれますが、素人が市販の白髪染めを使って明るい髪色に染める場合はなかなか難しいのが現実・・・
どのようなメリットとデメリットがあるのか見てみましょう。
メリット
◆髪色を明るくすることで顔周りがパッと明るくなり、華やかで若々しい印象を与える
◆おしゃれ染めのように個性を楽しむことができる
デメリット
◆白髪の量が多いと思った色に染まらない場合がある
◆染めた色が明るければ明るいほど色落ちを早く感じる
市販の白髪染めで白髪を明るい色に染める時のポイント
明るい髪色に染まる白髪染めにはメリットとデメリットがそれぞれありますが、理想の染めあがりに近づくための工夫やコツをここでおさえておきましょう。
◆白髪の量が少ない場合はおしゃれ染めを使ってもOK!
白髪には白髪染めを使う必要がありますが、白髪の量が少ないと髪全体が思いのほか暗く染まってしまうことがあります。白髪が数本生えてる程度の少量であれば、おしゃれ染めを使って髪全体を明るくすると白髪を目立ちにくくする効果があります。
◆髪質によってカラーを選ぶ
髪質には硬毛タイプと軟毛タイプががあり、硬くて太い硬毛タイプの方は染まりにくく、柔らかくて細い軟毛タイプの方は染まりやすい傾向があります。硬毛タイプの方が髪色を明るく染めたい場合は、理想よりもワントーン明るめのカラーを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、白髪染めには黄味系と赤味系があり、黄味系は軟毛タイプと相性が良く、赤味系は硬毛タイプと相性が良いとされています。色選びの参考にして下さいね。
◆染める順番は新しく生えてきた白髪部分から
前回カラーリングした部分にはカラー剤が残っているため新しい色が入りにくい場合があります。反対に、新たに生えてきた白髪部分の方が染まりやすいので、色が入りやすい生え際から順番に染めていくと上手く染まります。
以上、3つのポイントをおさえて、華やかな明るい髪色を楽しんでくださいね。