直射日光が痛いほどの猛暑日が続いていますが、肌だけでなく髪の紫外線対策はできていますか?
年中降り注いでいる紫外線は今がまさにピーク!
「紫外線」はシワやシミなどの肌を老化させるだけでなく髪も老化させます。知らず知らずのうちに日常生活の中で髪が浴びている紫外線量はなんと顔の5倍以上!!
紫外線による髪への影響は、私たちが思っているよりもかなり深刻なのです。(泣)
紫外線が髪に与えるダメージとは?
黒髪のメラニン色素を破壊して髪色を変色させる!
紫外線は髪の色の元となっているメラニン色素を分解し、キューティクルにもダメージを与えます。また、髪は水分と反応しやすいため海水浴やプールなどで濡れたままで強い日差しを浴びると、さらに髪の表面や毛先の色が抜けやすくなってしまいます。
キューティクルがダメージを受け髪内部の染毛料が流出!
紫外線は髪のタンパク質の結合を分解し、髪の表面を保護しているキューティクルの層を剥がれやすくします。そのため、枝毛や切れ毛を起こして見た目や手触りが悪くなったり、シャンプーのたびに白髪染めが落ちてしまう原因になってしまいます。
とくに、海水浴を楽しんだ後は要注意! 海水に含まれる塩分が髪内部の水分を蒸発させ、濡れたままで紫外線を浴びるとますます髪のタンパク質が破壊されてしまいますので、タオルでこまめに拭き取ったり水で洗い流すなどしてできるだけ早く乾かしましょう。
今すぐできる髪の紫外線対策!
紫外線による髪のダメージや白髪染めの色落ちを防ぐためにも、つばの広い帽子や日傘を利用して太陽光を直接浴びない工夫をしましょう。また、髪のUVケアができるヘアクリームやスプレータイプの日焼け止めの使用もおすすめです♪
もしも、やむを得ず直射日光を浴びてしまった場合は、日焼けによるダメージを受けた髪のキューティクルをしっかり補修してあげる必要があります。
紫外線によるダメージを受けた髪はとってもデリーケート。ブラッシングやタオルの摩擦でもキューティクルが剥がれやすい状態になっています。シャンプーやトリートメントでケアしたら、ブローする前に流さないトリートメントなどでさらに保護すると効果大ですよ。
肌と同じように髪や頭皮にも紫外線対策をお忘れなく!