白髪を染めていて頭皮がヒリヒリした経験はないですか?
それってもしかすると白髪染めアレルギーかもしれませんよ。
現代人には約3人に1人が何らかのアレルギーを持っていると言われ、その数は年々増加傾向にあります。
白髪染めを使う前に行うパッチテストでアレルギーが有るのか無いのか確認できますが、もし、白髪染めを使って頭皮に赤みや湿疹、かぶれ、フケ、抜け毛などの症状が出た場合は間違いなくアレルギー反応です!
すぐ使用を中止して皮膚科での診察を受けましょう。自己判断で適切な処置が遅れると症状が悪化してしまう可能性があります。
もし、白髪染めでアレルギー反応が出た場合、今後白髪を染められないのでしょうか?
白髪染めでアレルギー反応を起こす原因はさまざまですが、70%の方がジアミン系の化学物質が原因によるものといわれています。成分表などには、パラフェニレンジアミンやパラトルエンジアミンなど、「○○ジアミン」と表示されているので確認してみてください。
ジアミン系の化学物質は白髪をしっかり染めるだけでなく、豊富なカラーバリエーションを作ることができ、髪色を長持ちさせることができるなど、市販されている多くの白髪染めに使われている成分です。そのため、一度アレルギー反応が出た場合は、白髪染め選びを慎重に行わなければいけません。
ジアミンアレルギーでも使える白髪染めはあるの?
ジアミンアレルギーでも安心して使えるのは、「ノンジアミン」や「ジアミンフリー」の白髪染めです。
ノンジアミンやジアミンフリーとされる白髪染めは4種類で、ヘアカラートリートメントやヘアマニキュア、ヘナカラー、お歯黒式の白髪染めがあります。
この中でもヘアカラートリートメントは染めるのが簡単で髪や地肌にやさしいと評判のようです。
ヘアカラートリートメントはいつもの洗髪の際に使うトリートメント同じ使い方で、トリートメント効果が高く髪や地肌に優しい成分を使っているものが多いので、ツヤやまとまりのある染めあがりになるのが特徴です。
アレルギー反応が出てないなくても、敏感肌の方やできるだけ髪や頭皮に負担がないものを好まれている方などにも広く使われていて人気があります。
白髪を見て見ぬふりはできないですし、かといってアレルギー症状は起こしたくありません。白髪染めアレルギーの方は皮膚科医に相談したうえで白髪染め選びを慎重に行ってください。どの成分に反応しているかがはっきりすれば、その成分を使っていないものを選んで安心して使うことができますよ。