白髪染めのよくある失敗の中に「思いのほか髪が黒く染まってしまった」というのがあります。
私も経験者の1人・・・(泣)
とくに、白髪染め初心者の場合、染慣れていないため時間がかかってしまったり自分に必要な使用量がわからないため失敗することが多く、染めあがりになかなか満足できません。
白髪染めを購入する際にパッケージの写真やサンプルなどの髪色を参考にしたり、口コミなどの情報を見ながら染めあがりの色や仕上がりを大体想像できるのですが、なかなかイメージ通りの仕上がりとはいかないのが現状です。
黒く染まりすぎた髪色を明るくしなおす方法として思いつくのは「明るいカラーで染め直せばいいのでは？」と、暗く染まった髪をさらに明るい色の白髪染めで染めなおす方法だと思います。ですが、残念ながらこの方法では髪色を明るくすることはできません。
白髪染めは一般的なカラーリング剤より染毛料の濃度が濃く作られ、染まりやすいようになっています。なので、暗い髪色に明るい色で染めなおしても効果なし・・・ 残念ながら髪色が明るくなることはないのです。
自然に色落ちを待つのがベストです
髪や頭皮を間違いなく痛めてもいいのであれば、以下の方法で強制的に染まった色を落とせます。
◆ 白髪染め後1週間以内であればプロである美容院で相談。
◆ パーマ液で拭き取って白髪染めを落とす。
◆ ブリーチで脱色。
ただ、この手荒な方法は希望の明るさに必ずできるというものでもありませんので安易に行うのは絶対にやめてくださいね。無理に色を抜くのは髪のダメージ大です！
どうしてもの場合は、やはり美容院で相談の上で髪色を調整してもらうのが1番いいと思います。
現在販売されている白髪染めの中に「絶対に色落ちしない白髪染め」はありません。白髪染めは時が経てば自然に色落ちします。落ちてほしくない場合でも落ちます。(笑)
髪の毛が伸びるサイクルに合わせて1ヶ月〜2ヶ月後にはまた白髪染めにお世話になるわけですが、その時にあまり明るめの色を使ってしまうと、前回暗く染まった部分との境が目立ってしまいますので注意して下さい。
最初のうちは色の明るさが違いすぎないよう白髪染めの色選びに気をつけましょう。
この経験を活かして自分に合った白髪染め選びと白髪の染め方を確立していって下さいね。
